衛生部材のすべてがスパンボンドというわけではありません。おむつや生理用ナプキンのアクイジション・ディストリビューション層、コアラップ、そして柔らかなカバーストックの多くは、ステープルファイバーからカード式ラインで作られます。加工メーカーがその生地を内製化したいとき、実際に購入されるのは、カーディング、ウェブ形成、結合を軸としたおむつ用不織布ラインや生理用ナプキン用不織布ラインです。これはまさにKSGの得意領域です。
ウェブを作る:カーディングとクロスラッピング
カード式衛生ラインの心臓部はカーディングマシンです。ステープルファイバーを開繊し、整列させて均一なウェブに仕上げ、その状態が最終生地の品質の上限を決めます。衛生用の細い繊維に対しては、フィード、シリンダー、ドッファーの各部を低デニールの配合に適した仕様にします。重いジオテキスタイル繊維向けに設定したカードでは、きれいな軽量カバーストックは得られないからです。
カーディングの後は、クロスラッパーが繊維配向を制御しながら、ウェブを目標の目付と幅まで積み上げます。当社のHSクロスラッパーは、衛生用不織布機に必要な速度で均一に積み上げられるよう設計されており、目付を安定させ、端部のトリムロスを抑えます。この二つの機械が組み合わさって、最終ロールでお客様が目にするものの大半が決まります。

結合、乾燥、仕上げ
製品に応じて、形成されたウェブはサーマルボンド、レジンボンド、あるいは軽いニードルパンチで固められます。柔らかなおむつ・ナプキン層に対しては、当社のドライヤーと組み合わせることが多く、化学バインダーを用いる場合は、生地を焦がしたり硬くしたりせずに硬化させるレジンパディングドライヤーを使います。乾燥は、意外なほど多くのエネルギーコストとライン速度が得られたり失われたりする工程ですので、当社はドライヤーを後回しの部材として扱わず、ラインに合わせて適切に選定します。
トリミングとスリッティングで仕上げを行います。クロスカッターやサイドカッターがウェブを直角に整え、下流の加工ライン向けにきれいな幅に端部を仕上げます。これらの工程はどれも単独では目新しいものではありませんが、価値は、一本のラインとして機能するよう仕様と時間軸を合わせて組み上げる点にあります。それこそ当社がお届けするものです。
お客様の工場でのライン立ち上げ
おむつやナプキンの不織布ラインの立ち上げは、機械の購入であると同時に、現場のプロジェクトでもあります。当社はレイアウトを提供し、設備を据え付け、自社の技術者が試運転を行いますので、お客様が立ち上げの最中に複数の業者を調整して回る必要はありません。40か国以上で工場を稼働させてきた当社は、その工場が実際に持つ空間、電力、気候にラインを合わせ込むことに慣れています。
お客様が見落としがちな実務上の利点があります。当社が主要機械を製造しているため、補修部品と技術サポートは、そのラインを作った本人たちから提供されるということです。1年後にカードクロージングの交換や結合オーブンの調整が必要になっても、サポートの経路は短く済みます。これは予期せぬダウンタイムを低く抑え、連続加工ラインへ供給する衛生工場にとっては、まさに利益を守るものです。
どの衛生用品を加工され、どれだけの生産量が必要かをお聞かせいただければ、KSGがそれに合わせてカード式おむつ用・生理用ナプキン用不織布ラインを設計し、カーディング、ラッピング、結合、乾燥の設備を供給し、お客様の工場に据え付けます。

