
ホッパーフィーダーはカーディングラインの先頭に配置されます。その役割は言葉にすれば単純ですが、うまくこなすのは難しいものです。すなわち、繊維を次の機械へ安定して均一に送り続けながら、平準化と混合の大部分を自機で処理することです。これを自動で行うことで、大量生産ラインの速度を落としがちな手作業を削減します。
ほぐした繊維は上部の貯留ボックスに投入され、スパイクラチスまたはコンベヤで下方へ運ばれます。給綿ローラーが原料を軽く圧縮し、シリンダーピンまたはスパイク付きエプロンがさらに繊維を開繊するため、機械から排出されるのは塊ではなく、ほぐれた均一な層となります。振動シュートまたはチャンバーが、カーディングマシンへ送る途中で密度を整えます。
計量方式については、ロードセルで移送重量を計測しサーボモーターで目標値まで補充する自動計量タイプ、または設定バッチを蓄積してからコンベヤ上へ排出するスケールボックスタイプを指定できます。いずれもバッチごとの重量を一定に保ちます。振動シュートでは、壁面距離や振動振幅によってパッドの密度や厚みを微調整できます。
本フィーダーはバージン材、混合材、リサイクル材のいずれにも対応し、天然繊維と合成繊維の両方を扱えます。構成によっては、業界で振動式、計量式、自動式、プリフィーダーなどと呼ばれる機械と同一のものです。
技術仕様
ホッパーフィーダー機種仕様
| 仕様 | HF80 | HF100 | HF120 |
|---|---|---|---|
| 有効幅 | 1900mm | 2400mm | 3000mm |
| 処理能力 | 400kg/Hr | 550kg | 650kg/Hr |
| 出力 | 8.2Kw | 8.2Kw | 9.95Kw |
ギャラリー




主な特長
均一な混合と給綿
機械的な開繊、振動、フィードバック制御による計量が組み合わさり、繊維を連続した均質な一層として供給します。
金属自動除去(オプション)
マグネットバーや排出プレートを取り付けて、流れの中から鉄分を除去し、下流の機械を保護できます。
容易な清掃とメンテナンス
ヒンジ式ベルトと着脱可能なエプロンで機械を開放でき、回収ボックスにより材料交換時の残留繊維を素早く除去できます。
薬剤塗布(オプション)
スプリンクラーバーにより、給綿中に柔軟剤や帯電防止剤を繊維へ塗布できます。
分かりやすい操作
操作パネルにより、複雑な習熟を要することなく、主要機能の制御と監視をオペレーターが直接行えます。
